第13回総会・講演会をオンラインで開催しました！

　立命館大学経済学部同窓会では、11月28日（土）に第13回同窓会総会と講演会～経済学部長による特別講義～をオンラインにて開催しました。コロナ禍の影響により、対面ライブ型での開催が困難であることから、経済学部同窓会としては初のオンライン開催となりました。

 

　総会では、住野公一会長の挨拶に始まり、2018年度・2019年度の2か年分の活動総括と収支決算等を報告しました。あわせて2020年度の活動方針や新しい役員体制についても提案をおこない、全て承認されました。

 

　続いての講演会では、経済学部OBで現在経済学部長の河音琢郎教授より「これからのアメリカ政治経済はどこへ向かうのか―2020年大統領選挙結果を踏まえて」をテーマに、ご講演をいただきました。

 

　河音教授はアメリカ大統領選の結果とその特徴を踏まえたうえで、アメリカが分断されていることを指摘されました。そのうえでその要因はトランプ大統領の台頭のみではないと述べられ、経済的要因や文化・社会的な要因に分けて、ご説明いただきました。また、バイデン政権に移行後もこの分断は続くと指摘され、今後の新型コロナウイルスの感染状況や経済状況を注視していく必要があるとまとめられました。

 

　11月に実施されたばかりのアメリカの大統領選挙を踏まえたホットな話題について、熱く解説いただき、オンライン開催ではありながらも、臨場感あふれるパワフルな講演となりました。また、講演後には、限られた時間ではありましたが、質疑応答も行い、同窓生と河音教授が深く議論を交わす場面もありました。

 

　事後のアンケートでは、「オンライン開催だったので自宅から参加できてよかった」「タイムリーな内容の講演で非常に勉強になった」といった肯定的な意見が多数寄せられ、同窓生にとって貴重な機会となった様子でした。今後も経済学部同窓会では、同窓生に有意義な企画等をご提供できるよう活動していきます。